慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボが運営する「大井町コミュニティキャンパスプロジェクト」は、第2回「45歳からの起業研究会」をオンラインで開催します。今回のテーマは「地方移住をかなえる起業術」。47歳で大企業を退職し長野県松本市にIターン、自治体の産業支援アドバイザーから始めて、人材紹介業、経営顧問、そして革職人と複数の事業を起こしてきた瀬畑一茂さん(49歳)をゲストにお招きし、地方移住をかなえる起業術について考えます。参加者同士のネットワーキングの時間もご用意していますので、本研究テーマに関心のある皆様のご参加をお待ちしています。参加費無料です。
開催概要
開催日時:2020年8月6日(木)20:00~22:00
開催場所:Zoom(お申込者には開催日前日に参加URLをお送りします)
参加料:無料
対象:いずれ起業もしくは地方に移住したい中高年会社員の方、本テーマに関心のある方
定員:20名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
主催:大井町コミュニティキャンパスプロジェクト
(慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボ)
担当研究者:河野純子(慶應義塾大学SFC研究所上席所員)
申込方法:下記、ご参加上の注意点に同意のうえ、こちら(Peatix)よりお申込みください。
ご参加上の注意点
・資料共有をしながらの発表となりますので、接続はパソコンを推奨いたします。
・安心できる場と関係づくりのため、Zoomビデオ画面オンでご参加ください。
・当プロジェクトは参加者同士が互いを尊重し、ともに学びあうことを目指しています。他の方の誹謗中傷や迷惑行為を禁止します。
・当プロジェクトは研究活動の一環であり、参加後はアンケートにご協力をお願いいたします。また実施内容やアンケート結果を研究成果として公表する可能性があります。
・みなさまからお預かりする個人情報は、当イベントの運営やラボからのご連絡に使用させていただきます。研究成果の公表に許可なく個人情報が含まれることはありません。当ラボのプライバシーポリシーはこちらからご確認ください。
タイムスケジュール
20:00~20:10 研究フレームの紹介
・中高年会社員の起業プロセスにおける課題とは
20:15~21:00 インタビュータイム
・ゲストの起業プロセスインタビュー
21:00~21:05 休憩
21:05~21:25 質疑応答
21:25~22:00 懇親会(5人程度のグループで実施。希望の方のみ)
・自己紹介、情報交換など
22:00 閉会
ゲストプロフィール
瀬畑一茂さん(49歳)
合同会社ReConnect、一般社団法人リコネクト、経営顧問ATEHAS代表、安曇野市・産業支援コーディネーター、松本商工会議所・商業アドバイザー、革ブランド「Kawalabo」オーナー/グローバル企業の日本法人トップとしてモーレツに働いてきたが、45歳のとき噛みしめていた奥歯が割れ、「男は強くなければいけない」という強迫観念に縛られていた自分に気づく。妻との会話で、妻もまた「妻・母親」でしかない自分に悶々としていたことを知る。娘が20歳になることを機に会社を退職し、大学時代を過ごした信州に夫婦で移住。地域に貢献したいという思いから、まずは安曇野市・産業支援コーディネーターの職を見つける。2年間の活動を通じて地域の課題を見極め、都会と地方の人と産物をマッチングする事業を行う合同会社ReConnect を設立。また革職人としてブランドも立ち上げる。夫婦であれど「個」としての人生を歩むことを決め、妻も松本で仕事を再開した。
担当研究者プロフィール
河野純子/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
株式会社リクルートにて「週刊住宅情報」(現SUUMO)副編集長、「とらばーゆ」編集長を務めたのち、住友商事に転身。新規事業開発に取り組む。2017年退職後、海外留学を経て、2018年慶應義塾大学大学院政策メディア研究科にて「中高年会社員の起業」について研究を行う。同時に人生100年時代のライフデザインを提案するライフシフト・ジャパン株式会社に参加、執行役員CMOを務める。2020年4月より現職。共著に「実践!50歳からのライフシフト術」(NHK出版)がある。
第1回目の研究会開催レポート
45歳からの『起業』の選択とプロセス~新スキル習得型の起業に着目して~を開催しました
大井町コミュニティキャンパスプロジェクトについて
慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボが運営しているプロジェクト。2019年より、大井町(東京都品川区)を拠点に、多様な人が集い、ともに学びあえるワークショップやセミナーを提供しながら、新しい時代のコミュニティづくりを探究している。