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慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボが運営する「大井町コミュニティキャンパスプロジェクト」では、「多世代型シェアハウス」をテーマにしたオンライン研究会の2回目を開催します。テーマは「withコロナ時代のシェアハウスの課題と価値②〜信頼関係構築のプロセスに着目して〜」です。

6月25日に開催した第一回目の研究会の中で、「コロナ禍の中であっても、シェアハウスに住んでいる人同士は運命共同体という意識があり、トラブルなどは起こらなかった」という言葉が聞かれました。一方で、感染を恐れてシェアハウスから退去者が増えたというニュースもありました。恐らく、コロナという危機に対して「運命共同体」と感じられるようになる背景には、それまでに育まれた信頼関係や共同体意識のようなものがあるものと考えられます。では、なぜそのような信頼関係を構築することができるのか?今回も多世代型シェアハウスに居住する2組の家族をゲストに招いて、ディスカッションしながら、探っていきます。

当研究会の主催は、同研究所上席所員の福澤涼子です。本人もシェアハウスに住みながら、「シェアハウスと育児」の研究を行っています。毎回、子どものいるシェアハウスにお住いの方々をゲストに招き、シェアハウスの課題や価値を話し合い、シェアハウスに留まらず、暮らし・コミュニティ・育児を考えるきっかけとしていきます。参加費無料です。
※第1回目のレポート記事はこちらをご覧ください。

開催概要

開催日時:2020年7月30日(木)20:00~21:30
開催場所:Zoom(お申込者には開催日前日に参加URLをお送りします)
参加料:無料
対象:本テーマに関心のある方(シェアハウス在住者大歓迎!)
定員:15名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
主催:大井町コミュニティキャンパスプロジェクト
(慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボ)
申込方法:下記「ご参加上の注意点」に同意の上、こちら(Peatix)よりお申込みください。

ご参加上の注意点

・資料共有をしながらの発表となりますので、接続はパソコンを推奨いたします。
・安心できる場と関係づくりのため、Zoomビデオ画面オフでの参加はご遠慮ください。
・当プロジェクトは参加者同士が互いを尊重し、ともに学びあうことを目指しています。他の方の誹謗中傷や迷惑行為を禁止します。
・当プロジェクトは研究活動の一環であり、参加後はアンケートにご協力をお願いいたします。また実施内容やアンケート結果を研究成果として公表する可能性があります。
・みなさまからお預かりする個人情報は、当イベントの運営やラボからのご連絡に使用させていただきます。研究成果の公表に許可なく個人情報が含まれることはありません。当ラボのプライバシーポリシーはこちらからご確認ください。

タイムスケジュール

20:00~20:45 パネルトーク
・ゲストへのインタビューを通じて、信頼関係の育まれる過程を言語化していきます。
20:45~20:50 休憩
20:50~21:30 意見交換会
・チャットや直接質問し合うなどして全体でのディスカッションを予定しています。

主催・モデレーター

福澤涼子/慶應義塾大学SFC研究所上席所員。自身もシェアハウスで育児を行う。

ゲスト

①栗山和基・奈央美夫妻
2009年頃からそれぞれシェアハウス生活を開始。婚約を契機とし、2つのシェアハウスが合体するような形で、「東京フルハウス」というシェアハウスを開始。著書に『シェアハウス わたしたちが他人と住む理由』。2歳の息子の父母。
*東京フルハウス
2013年スタートのシェアハウス。高田馬場→新宿→中野と引越しをしながらも、常時10人ほどが共に暮らしている。親子は栗山夫妻のみで、その他の住人は単身者となる。

②福岡達也・梓夫妻
2015年頃から横浜付近にある「ウェル洋光台」というシェアハウスに居住。シェアハウスがきっかけで交際・結婚し、現在は1歳の息子がいる。2020年3月から千葉県にある古民家にも拠点を構えて、ウェル洋光台と2拠点生活。
*ウェル洋光台
2006年スタートの横浜の洋光台にある事業者介在型のシェアハウス。24室の個室に、単身者・カップル・親子合わせて35人ほどで共同生活を送る(うち子どもは5人で、そのうち大家さんの子どもが2人)

大井町コミュニティキャンパスプロジェクトについて

慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボが運営しているプロジェクト。2019年より、大井町(東京都品川区)を拠点に、多様な人が集い、ともに学びあえるワークショップやセミナーを提供しながら、新しい時代のコミュニティづくりを探究している。

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