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2023年8月6日、品川区立・立会小学校にて、慶應義塾大学SFC研究所の醍醐身奈上席所員による探究学習ワークショップ「親子で夏休みの自由研究を楽しもう!」が開催されました(主催は品川区立・立会小学校PTA文化厚生委員会)。

このワークショップの主な目的は、醍醐上席所員が立ち上げた「つながる探究学習プロジェクト(=「つな探」)」※の一環として、普段は子どもたちに提供している探究学習プログラムの一部を、親子で体験してもらうことで、夏休みの自由研究に楽しく、気軽にチャレンジしてもらうこと。「つくって株式会社」の熊本さんのご協力のもと、「未来にあったらいいもの」をテーマに、子どもも大人も自分の身近にある課題を発見し、その解決アイディアを発想する、みんなでその発想を広げる楽しさを体感しました。

具体的には、画用紙に自分がイメージする「未来にあったらいいもの」をイラストや文章で書き、それを自分の言葉で分かりやすく発表することにチャレンジしました。子どもたちの自由な発想に基づくワクワクするアイディアから、大人の日常生活での困りごとを解決するための実践的なアイディアまで、様々な自由研究のタネが次々に飛び出し、2時間にわたるワークショップはあっという間に終了しました。

※「つながる探究学習プロジェクト(=「つな探」)」:様々なプログラムやイベントを通じて、地域住民や企業・団体・組織等と小・中学生や高校生、大学生を繋げながら探究活動をサポートするプロジェクト。

●醍醐身奈上席所員コメント
大井町におけるまちづくりプロジェクトの一環として、3年前から立会小学校への出前授業を継続して行っております。今回は、夏休み期間ということもあり、親子で楽しみながら探究学習ワークショップを体験してもらうことができました。テーマが「未来にあったらいいもの」ということで、ちょっと難しいかなとも思いましたが、子どもたちも保護者の方々も積極的にアドバイスを出し合った結果、後半ではアイディアがどんどん具体的で魅力あるものになっていきました。

今回のワークショップのように「つな探」では、異なる年齢や立場、環境の人々が探究学習を通じてつながり、地域や社会の様々な課題解決に向けて、協働で活動する場をこれからも積極的に提案していきたいと思っています。

暑い中、ワークショップにご参加いただきました立会小学校の児童・保護者の皆様、そしてPTA文化厚生委員会のスタッフの方々、事前準備から当日にいたるまでご協力をいただき誠にありがとうございました。

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