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「FMしながわ」では、2020年4月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属 の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。9月6日(水)18時から、その第42回目が放送されました。

今回のパーソナリティーは、豊間根花(4年)、濱口夏冴(4年)が務めました。今月もケーブルテレビ品川のスタジオから、生放送でお送りしました。

■9月の放送内容
1.オープニング!

少しずつ涼しくなってきた9月。食欲の秋ということでこの時期限定の商品などパーソナリティの2人が大好きな秋の食べ物の話で盛り上がりました!!食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…みなさんは今年の秋をどう過ごす予定ですか?

2.みらい対談
続いてのコーナーは、大井町への思いや思い描く未来についてお話を伺う「みらい対談」です。今回は、お散歩サービスを提供するLOOVIC株式会社の山中亨さんにお話を伺いました。

Q .今のご活動について詳しく教えてください。
A .空間認知を苦手とする方にとって便利な、お散歩サービスを提供しています。街歩きをする時に、隣で誰かが一緒に歩いて道案内をしてくれるようなサービスがあったらいいと思いませんか?LOOVICで行っているのは、音声の道案内サービスです。ただ道を伝えるだけでなく、ランドマークとなるような建物の小噺や思い出を音声で共有しながら進みます。アプリの形で配信予定なのでスマホとイヤホンがあれば誰でも利用できますよ。

Q 活動を始めるきっかけはなんですか?
A .私の子どもが空間認知の部分で障がいを持ったことがきっかけです。空間認知が苦手、というのは皆さんが普通に外出するような感覚で、1人で目的地に向かうことが難しい方たちのことです。家から駅までの道であっても覚えるのに数ヶ月、場合によっては数年かかる方もいます。彼らにとっての「苦手」を埋めるような存在になれたらと思ってサービスの開発を始めました。

Q.将来の夢について教えてください
A.世の中はどんどん便利になっています。ただその便利なものを上手く使えない人にとってはより「苦手」を強く意識してしまう世界だと思います。我々が今手がけているのは空間認知に関するサービスですが、今後そういったギャップを埋める事業が活発になっていってほしいです。皆が同じように楽しめる世界を作ることが夢です。

Q .活動拠点として選ばれた大井町について伺いたいと思います。大井町の魅力は何だと思いますか?
A .まず商店街が素敵ですね。温かいですし、シャッター街が増えてる中で活気を失っていなくてすごいと思います。また、起業家にとってはとても優しいまちです。品川区全体で起業支援に力を入れているのだと思いますが、中でも私がお世話になっている西大井の創業支援センターは綺麗で使いやすいです。

ありがとうございました!

3. ミライ郵便局
続いてのコーナーは、リスナー(RN)や大井町に関わっている方からのおたよりをいただき、みんなで一緒に未来のまちについて考える『ミライ郵便局』です。今月は『大井町に今足りないと思うもの』をテーマに大井町をよく利用する方からおたよりをいただきました!

RN:りりさん
起業家さんがたくさんいるのに、それを知ってる人が少なくてもったいない

RN:ポニーテールさん
便利だしあんまり困ってないです

RN:そうはさん
駅周りに色々あるけど、大井町らしさ!ってものがあんまり思いつかない。僕だけかな?

RN:ナイトさん
酔っぱらった社会人の行き所!いつも終電後居座られてます。面白い人が多いからいいんですけどね笑

■今回放送した楽曲
米津玄師『地球儀』
YOASOBI『アイドル』
女王蜂『メフィスト』
フジファブリック『若者のすべて』

次回、第43回放送は、10月4日(水)18時〜です。番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。

X(旧Twitter)アカウント:@oimachi_lab
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください!

(レポート/慶應義塾大学総合政策学部4年 豊間根花)

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