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「FMしながわ」では、2020年4月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。10月4日(水)18時から、その第43回目が放送されました。
今回のパーソナリティーは、豊間根花(4年)、白浜愛唯(4年)が務めました。今月もケーブルテレビ品川のスタジオから、生放送でお送りしました。

■10月の放送内容
1.オープニング!

10月から大学のゼミ授業がスタートしました。パーソナリティの2人にとっては最後の学生生活です。さらにこの大井町ラボに関わるのもあと半年となりました・・!!
少し寂しいですが、最後まで全力で走りきって参りますのでどうぞよろしくお願いいたします!

2.みらい対談
続いてのコーナーは、大井町への思いや思い描く未来についてお話を伺う「みらい対談」です。今回は、12月に大井町のきゅりあん小ホールにて公演をなさる落語家の柳家吉緑(やなぎや きちろく)さんにお話を伺いました。

Q .今のご活動について詳しく教えてください。
A .落語家を始めて13年。落語家の階級は前座・二ツ目・真打と上がっていくんですが、今私は二ツ目ですね。大井町の権現神社というところで公演をよく打っています。今回は挑戦として、「柳家吉緑・林家つる子二人会『紺屋高尾』」をきゅりあん小ホールで公演する予定です。

Q 二人会とは?
A .その名の通り2人でそれぞれ落語を語る会です。今回の二人会はちょっと面白いですよ!演目の『紺屋高尾』について少しお話ししますね。染物屋の少年が高尾という花魁に恋をしまして、数年かけて大金を貯め、会いに行くんです。2人の未来はいかに?というストーリーです。

面白くもほろりと泣ける古典の名作ですね。今回は林家つる子さんが高尾側のストーリーを考えまして、生い立ちや口説かれている最中の心中を語ります。わたし柳家吉緑が古典バージョンを、つる子さんが創作のバージョンを続けて語るという構成になっています。

Q.演目『紺屋高尾』への思い入れを教えてください!
A.これは私の原点とも言える演目です!
落語を始める前、高校を卒業してからの数年はお芝居をしていたんです。なかなか難しい世界で芽が出ないでいる頃、ご縁があって落語を観に行かせていただきました。その時の演目が紺屋高尾だったんですね。非常に感動しまして、これをきっかけに落語の道を志しました。

Q .活動拠点として選ばれた大井町について伺いたいと思います。大井町で落語を始められたのは何故ですか?
A .知り合いが大井町でお店を開きまして、数年前から大井町に飲みに通うようになりました。びっくりなんですが、大井町って落語好きな人が多いんですよ!飲みの場で落語の話をするととても盛り上がりました。そこで、せっかくだから大井町で落語の公演をしてみようと思ったんです。

Q. 大井町の課題はなんだと思いますか?
A.わたしが言えることじゃないですけど、知名度がないですよね…?飲みが好きな人は行ってみて損はないと思うので、皆さん是非来てみてください!!笑

ありがとうございました!

3. ミライ郵便局
続いてのコーナーは、リスナー(RN)や大井町に関わっている方からのおたよりをいただき、みんなで一緒に未来のまちについて考える『ミライ郵便局』です。今月は『大井町でやってほしいイベント』​をテーマに大井町をよく利用する方からおたよりをいただきました!

RN:店長さん
本文:大井町は飲み屋が多いから、それぞれの居酒屋の看板メニュー対決とかやったら面白そうだよね

RN:とらさん
本文:穴場みたいなお店があるって聞いたことあるけど、あんまり詳しくないから地元の人しか知らないお店の紹介をしてほしい

RN:黒エプロンさん
本文:親子向けとか子供向けのイベントがあったら嬉しい。参加型みたいな

■今回放送した楽曲
THE RiCECOOKERS『波のゆくさき』
関取花『明大前』
aiko『あたしの向こう』

次回、第44回放送は、11月1日(水)18時〜です。番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。

X(旧Twitter)アカウント:@oimachi_lab
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ

番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください!

(レポート/慶應義塾大学総合政策学部4年 豊間根花)

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