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「FMしながわ」では、2020 年4月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属 の学生によるレギュラー番組「みらいの大井町をつくる・ラボ」が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。4月7日(水)18 時から、その第13回目が放送されました。

今回のパーソナリティは、添野太朗(環境情報学部4年)、中村周平(総合政策学部3年)、濱口夏冴(総合政策学部2年)が務めました。新型コロナウィルス感染症対策により、先月に引き続き今回もリモート収録となりましたが、独自インタビューや新しい企画案など、充実の内容で1 時間の番組をお届けしました。4月14日(水)、21日(水)、28日(水)18 時〜19 時で再放送がありますので、ご興味のある方はぜひお聴き下さい。

■4月の放送内容
1.みらい対談/ゲスト:三菱鉛筆株式会社 総務部 齋木敏明さん
 このコーナーは大井町に関わっている方に大井町への思いや思い描く未来についてお話を伺います。今回は、我々大井町元気プロジェクトが運営するこの番組「みらいの大井町をつくる・ラボ」にもご支援してくださっている三菱鉛筆株式会社 総務部の齋木敏明さんにお話を伺いました。

Q.「三菱鉛筆株式会社」とは?
A.1887年(明治20年)に創業した筆記具メーカーで、今年で135年の節目を迎えました。事業内容としては、鉛筆やボールペンなど筆記具全般を取り扱っています。また筆記具の技術を活かして、描くという用途を応用したアイライナーやパウダーブラシなども取り扱っております。
社是である「最高の品質こそ最大のサービス」のもと、筆記の根幹である「書く」「描く」「記憶すること」を探究し、お客様の役に立つ商品やサービスを作りだすことを理念としています。

Q.100年以上大井町で事業をやってきて良かった点はありますか?
A 本社は、1916年(大正5年)に大井町に移転してきました。また2018年に社屋を新築し、それを機に本社機能を大井町に集約しました。それにより、部署の垣根を超えてコミュニケーションが取りやすくなり事業を展開できるようになりました。

Q. 齋木さんが思う「大井町の魅力」とは何でしょうか?
A. とにかく交通の便が良いことですね。会社に入って30年以上経ちますが、街の活性化によりどんどん便利になり、生活をするにあたり不自由を感じることがありません。また適度に新しく、適度に古い雰囲気がとても魅力だと感じています。都心で、新しさと古き良き文化を兼ね備えている街は珍しいと思います。

Q. 齋木さんが思う「大井町の課題」とは何でしょうか?
A.急激に人口が増えたことですね。人口増加によって、環境面や教育面が追いついていけるのか気がかりです。また大井町では高層マンションが多く立つようになったことにより、新旧住民の地域の連携がうまくできるのかも不安です。お互いが過ごしやすい街にしていくのが課題であり、そこを解決できれば「理想の街」になるのではないでしょうか。

Q.大井町で活動している学生に求めることはありますか?
A.今後、大井町は「安心」「安らぎ」「にぎわい」のバランスが取れた街になってほしいと思っています。皆さん大井町について研究しているため、その知見を活かして課題に向き合ってほしいです。特に、新旧住民の連携は斬新なアイデアがないとなかなか動かないと思うため、学生が新しい声として連携してほしいと願っています。

 貴重なお話をありがとうございました。

2.未来郵便局
 続いてのコーナーは、リスナーや大井町に関わっている方からのおたよりをいただき、みんなで一緒に未来のまちについて考える『未来郵便局』です。今回は、私たちの活動をご支援してくださっているかんべ土地建物株式会社の方々に、「最近楽しかったこと・不安なこと」についてお聞かせいただきました。

*モルンガさん(44歳・男性)
楽しかった:同年代とフットサルチームを結成、大会後のビールは最高!
不安:物忘れがひどくなった。会話の中で固有名詞が出て来ず、「あの・・・なヤツ」とか形容詞しか出てこない。
学生コメント:運動した後のビールはいいですね!物忘れは年齢関係なくありますよね。特に普段使わない言葉は出てこなくなります。

*くまモンモンさん(20歳・女性)
楽しかった:エコバックが当たり前になり、可愛いバックを持っている人が増えた。
不安:エコバックに入らない物を買わなくなり、消費に悪影響が出ているのではないかと不安です。
学生コメント:たしかに最近はビニール袋使わなくなりましたね。エコバッグもいろんな種類があって、いいですよね!エコバッグにすることで無駄遣いも減った気もします。

*ROMUYUFUさん(27歳・女性)
楽しかった:日本酒がうまかった 車山高原。朝焼けがキレイでした!
不安:体脂肪率が上がったこと
学生コメント:今回はお酒のお話が多いですね!いつか美味しく飲んでみたいです。
運動は自粛の影響で全くしなくなりました。自宅で運動しようと試みますが、自粛中だと食事だけが楽しみなので難しいですね。

かんべ土地建物株式会社の皆様、ありがとうございました!

3.大井町を盛り上げる新企画を考えよう!のコーナー
 この番組も2年目になるということで、新しい企画を考え、大井町を盛り上げていきたいと考えております。ただ、私たちだけでは力不足のため、リスナーのみなさんからもアイデアを募集したいと思います。

新企画の条件
①大井町とのつながりがある
②シリーズ化できるとさらによし!

今回はまず私たちメンバーが企画案を発表したいと思います。
中村案「大井町 出前一丁!」:
オープニングで大井町の飲食店の中で食べたい物をリストアップし、誰か1人が買い出し。エンディングで実食し美味しさを伝えるシンプルなコーナー。
コメント:お店の方にこだわりポイントを聞けると良さそうです!ただ課題は食レポの技術ですね。(笑)

添野案「食レポ企画!」:
番組前に飲食店へ買いに行き、放送中に食レポをするコーナー。
コメント:まさか最初の案が中村くんと被るとは思いませんでした。次回までの宿題にします!

濱口案「今月の大井町占い」:
この番組のテーマである大井町の「いま」と「みらい」に着目し、大井町の「みらい」を占います。これはコーナーとコーナーの間でご紹介するコーナー。
コメント:誰が占うのか気になりますが、ミニコーナーを作るのは良いと思います!

 今回企画のアイデア出しに挑戦してみましたが、私たちだけでは大井町につながる良い案を生み出すことが難しく感じました。この状況を脱却するためにも、リスナーの皆様のお力をお借りしたく思います。企画応募お待ちしております!

5月の第14回放送は、5月5日(水)18時〜です。どうぞご期待ください。また番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。
Twitterアカウント:@oimachi_lab
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください!
(レポート/慶應義塾大学総合政策学部4年 泉田佳穂)

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