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慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボ(東京都品川区大井町)は、その研究成果の社会への還元を目的に、第3回 Oimachi Research Forumを開催します。テーマは昨年に引き続き「Withコロナ・Afterコロナ時代のまちづくりを考えるⅡ」。長引くCOVID-19パンデミックの中、新たな研究成果をふまえ、未来の地域づくりを考える6つのセッションをオンラインでお届けします。これからのまちづくりにご関心のあるみなさまのご参加をお待ちしております。

開催概要
日時:2022年3月12日(土)13:00~16:30
開催形式:オンライン(事前登録制)
*事前登録いただいた方に、前日までにご参加URLをお知らせいたします。
*パソコン、タブレット、スマートフォンいずれからでもご視聴いただけます。
*チャット機能を使って、登壇者に直接ご質問いただけます。
参加費:無料
定員:200名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
対象:どなたでもご参加いただけます。ご関心のあるセッションだけのご視聴も可能です。
申込方法こちら(Peatix)より事前登録をお願いいたします。

◆タイムテーブル(予定)
13:00 オープニング
13:10 Session1 共創のまちづくりを実現するために
13:50 Session2 脱炭素のまちづくりのすすめ-支援ツールとその使い方
14:20 休憩(10分)
14:30 Session3 みんなのeスポーツを目指して
15:00 Session4 位置情報データを用いた COVID-19 を契機とする人流傾向変化の分析 -品川区大井町地域を事例に
15:15   Session5   微生物バイオインフォマティクス
15:45   休憩(10分)
15:55 Session6 Withコロナ・Afterコロナ時代のまちづくり
16:30 閉会

◆Session詳細(予定)
【Session1】13:10~13:50
共創のまちづくりを実現するために

まちづくりにおいては、多様な人々の参画を促して、何らかの活動や価値を生み出すことが求められます。そこで着目したいのが地域における「空き」の可能性です。昨今では、空き地や空き家をいかして、人々が相集い、地域の課題解決に資する何らかの活動や場を一緒になって創る、いわゆる共創のまちづくりが各地で展開されています。ただ、空きがあるというだけでうまくいくわけではありません。では、空きを共創のまちづくりにいかしていくためにはどうすればよいでしょうか。本セッションでは、空きに新しい価値を見出し、多くの人々とともに地域のイノベーションを果たしている達人たちをお迎えして、その具体的方策について議論します。

登壇者
西村浩氏(建築家/株式会社ワークヴィジョンズ 代表取締役)
坂倉杏介氏(東京都市大学都市生活学部 准教授/慶應義塾大学特任准教授)
飯盛義徳(慶應義塾大学SFC研究所 所長/慶應義塾大学総合政策学部 教授)

【Session2】13:50~14:20
脱炭素のまちづくりのすすめ-支援ツールとその使い方
脱炭素社会への移行は加速されています。しかし、まちづくりにおいて具体的に進める方法は確立されていません。本研究は食糧・エネルギー・水を基点に、都市共通のインフラから各地独自の自立分散的な取り組みを一体的に扱えるネクサスアプローチを導入し、脱炭素型のまちづくりの基本手順と評価ツールを開発し、建物、地区、都市の各レベルの脱炭素化事業を支援します。

登壇者
中山俊(慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程)
厳網林(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

【Session3】14:30~15:00
みんなのeスポーツを目指して
昨今のeスポーツ分野の影響は多肢に渡り、他分野からも注目が集まっています。特に健康増進に役立てるための高齢者による健康ゲームの活用や、自治体での日本独自の取り組みなどが行われています。今回は多世代にも着目した、eスポーツのさらなる発展の可能性について、これまでの取り組みを紹介するとともに、皆さんからの意見をもとにディスカッションを行いたいと思います。

登壇者
川崎陽一氏(日本アクティビティ協会 理事長)
加藤貴昭(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

【Session4】15:00~15:15
位置情報データを用いたCOVID-19 を契機とする人流傾向変化の分析 -品川区大井町地域を事例に

本研究では、東京都品川区の大井町駅周辺にて進められている「大井町駅周辺地区まちづくり方針」を対象に、対象地域のコロナウイルス前後の人流の変化を位置情報データを用いて分析することで、ミクロな単位の都市空間におけるコロナウイルス流行の影響を明らかにします。パンデミックの影響を計量的に把握することで、アフターコロナのまちづくりにおいて有益な知見を提示することを目的としています。

登壇者
デボア樹(慶應義塾大学環境情報学部4年)
厳網林(慶應義塾大学環境情報学部 教授)

【Session5】15:15~15:45
微生物バイオインフォマティクス

微生物による感染症の増加要因として、薬剤耐性、都市化による人口集中、交通機関の発達による人の国際的な移動などが考えられます。身の回りの微生物(バクテリア、ウイルスなど)の多様性を定量的に評価することは、みらいのまちづくりに役立つかもしれません。2021年度は、新型コロナウイルス感染症パンデミック下、オリンピック・パラリンピック前後に各都市の人工環境(地下鉄の駅、大学の建物など)でサンプルを採取しました。サンプル中の微生物DNA配列データをバイオインフォマティクス(生物情報学)の技術を用いて解析することで、微生物の多様性を評価します。

登壇者
鈴木治夫(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)

【Session6】15:55~16:30
Withコロナ・Afterコロナ時代のまちづくりを考える

みらいのまちをつくる・ラボ所属の研究者が、研究分野を越えて、「Withコロナ・Afterコロナ時代のまちづくり」について議論します。ご参加のみなさまもぜひ、チャットでご意見をお寄せください。

登壇者(予定)
飯盛義徳(慶應義塾大学SFC研究所 所長/慶應義塾大学総合政策学部 教授)
坂倉杏介氏(東京都市大学都市生活学部 准教授/慶應義塾大学 特任准教授)
厳網林(慶應義塾大学環境情報学部 教授)
加藤貴昭(慶應義塾大学環境情報学部 教授)
鈴木治夫(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
塩田琴美(慶應義塾大学総合政策学部 准教授)

◆主催
慶應義塾大学SFC研究所みらいのまちをつくる・ラボ

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