大井町では毎年ハロウィン時期になると、大規模なハロウィンイベントが開催されます。大井町駅前中央通り商店会/大井銀座商店街振興組合/大井銀座すずらん通り商店会の主催で、場所は阪急百貨店前の広場から中央通りにかけて。美味しそうな屋台からハンドメイド作品やグッズの物販まで、色とりどりのテントとともに出店が並びます。
今年も大井町駅前は非日常な空間の中、行き交う人の熱気で賑わいにあふれていました。
そんな大井町ハロウィンに、厳網林研究会が初めて参加させていただきました!
出店の内容は、食の環境負荷を体感できる『美味しくて健康的な脱炭素レシピ作りゲーム』のワークショップです。食べ物の生産から調理までに排出されるCO₂を「重さ」で表現することで、参加者のみなさんに環境負荷を感覚的に理解してもらい、環境問題について考えてもらいます。
脱炭素社会の実現に向けて、食に関するCO₂排出は解決するべき問題の一つですが、消費者の認知度はまだまだ低いのが現状です。そこで厳研究室では、レシピカードゲームを開発し、幅広い年代の消費者を対象に食の環境負荷を認知させる検証を行なっています。今回は多世代が暮らす大井町でワークショップを行うことで、消費者の意識変化と促すことを試みました。
さて、1日大井町でワークショップを行いましたが、結果は大盛況のうちに終わることができました!
大井町の街の特性なのか、家族連れの子どもたちがたくさんゲームを遊んでくれました。またハロウィンということもあり、子どもたちはみんなカラフルな仮装を着て、イベントを楽しんでいて微笑ましかったです。
今回、大井町ハロウィンに参加させていただいたことで、子どもたちに環境問題を考えてもらうきっかけを作ることができました。またそれ以上に地域の皆さんと関わることができ、楽しい時間を過ごすことができました。今後も引き続き、大井町をでの活動を続けていきたいと思います!
(レポート/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科1年 濱口夏冴)