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2022年6月24 (金)に、2020年度から継続して行ってきている「KIDA(キーダ) PROJECT」※の探究体験プログラム「おやつ子ども会議」が対面で品川区立の小学校で開催され、小学4年生51名が参加しました。

※「KIDA PROJECT」とは、慶應義塾大学SFC研究所上席所員 醍醐身奈による「探究学習の研究」に、探究・キャリア教育として新商品開発プログラムを実践している一般社団法人キッズMが参加して発足したプロジェクトです。子どもたちがその道の専門家から「本物」を学び、現代・未来に溶け込む新しい「商品・サービス」を開発します。様々な企業にプレゼンテーションを行って商品化などの実現を目指すというプロセスの中で、子どもたちの「主体的に課題を解決する力」を育むものです。

今回も「ベビースターラーメン」や「ブタメン」でおなじみの株式会社おやつカンパニーのご協賛を得て実施することができました。今回は、子どもたちが考えた「商品の販売促進アイディア」が株式会社おやつカンパニーに届けられ、もしかすると自分の考えたアイディアをもとにした販促策が採用されるかも?という夢のような企画です。

授業では、おやつカンパニーさんから商品を売り出す際にこんなことに気をつけている、こんな戦略でアイディアを出している等、プロならではのお話もどんどん飛び交い、子どもたちも目を輝かせて学んでくれていました。

■主催した醍醐身奈上席所員コメント
今回も、いつも企画・運営をご一緒させていただいている一般社団法人Kids Mさんと、株式会社おやつカンパニーさん、学校の先生、品川区教育委員会やCS(コミュニティースクール)コーディネーターの方々と連携をしながら、このプロジェクトを進めてきました。コロナ禍の影響で、ずっとオンライン中心でしたが、久々に子どもたちと対面で授業ができたのはとても新鮮であり、感動も大きかったです。

実施後、現場の教諭から『どの子もとても意欲的に活動する姿が見られました。そして教室に戻った子どもたちから「もっと提案したかった」「貴重な体験をさせてもらった」「会社の人の努力がわかった」「自分たちの提案をしっかり聴いてもらえて嬉しかった」という感想がきけました』と嬉しい感想を伺うこともできました。

子どもたちは、マーケティングの仕事の楽しさを知ると同時に、「みんなに知ってもらう・購入してもらう」ためにはプロが日々どのようなことを考え、工夫しているのかを理解することで、仕事の大変さもちょっぴり体験してくれたのではないかと思います。

KIDA PROJECTこれからも品川区内の小学校で様々な企業とコラボしながら、探究学習の楽しさや大切さを広げていきたいと思っています。

ご参加いただいた皆様、協賛してくださったおやつカンパニーの皆様、ご協力ありがとうございました。

■参考資料
おやつ子ども会議(キッズM担当者ブログ)
KIDA PROJECTの詳細(キッズM ホームページ)

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