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大井町で活躍する「マチビト」を毎月、紹介します

慶應義塾大学・飯盛研究会の「大井町プロジェクト」は、品川区大井町の非営利組織や企業などと連携しながら、大井町の魅力、資源を再発見し、地域の人々との協働による具体的方策を見出すことを目的に活動しています。

その活動の一環として、「大井町マチビト図鑑」がスタートしました。大井町で活動する“マチビト”の方々に取材をしながら、まちの魅力を発掘し、人と人の繋がりと人と場所の繋がりを作ることが目的です。毎月、個性あふれる楽しい「マチビト」の方の情報を公開するので、ぜひチェックしてみてください!

今月のマチビトさん:吉仲理恵さん(NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち)

記念すべき第1回は、品川に住む人たちの子育てを支援しているNPO法人ふれあいの家-おばちゃんちで活動する、吉仲理恵さんです!

吉仲さんは品川に住んで半世紀!
学生:吉仲さん、こんにちは。まず自己紹介をお願いします。

吉仲さん:住んでいるのはだいぶ大森に近いんですけど、生まれも育ちも品川なので、品川に住んでいる期間は半世紀になります。今は子育て支援のいろんな仕事や、品川区の教育委員会の委託で区内の中学校で放課後に勉強を教えたり職員室のお手伝いをしたりする仕事もしています。

学生:そうなんですね!じゃあ住んでいるのは大井町ではなく、大森なんですね。

吉仲さん:うーん、大井町をどう定義するかにもよると思うんですけど、住所で言えば南大井と言うところなので、品川区を大きく分割すると大井地区ではあるかなという感じです(笑)

学生:なるほど!意外と、大井町は大きいってことですね(笑)

品川での子育てを楽しいと思ってほしい
学生:子育て支援の活動をされているということなんですけど、具体的にどういったことをされているのか教えてください。

吉仲さん:今所属している「NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち」は、お子さまの一時預かりや、外遊びの場所の運営、地域の子育て情報サイトの運営など、品川に住む人たちの子育てを支援する幅広い活動をしています。

私がメインでやっているのは「品川子育てメッセ」っていう年に一度大井町駅前のキュリアンでやっている、主に乳幼児親子のためのイベントで、品川区と一緒に開催しています。親子が実行委員になって今自分たちが一番欲しい情報を提供しているイベントです。

学生:当事者が運営主体になることで、子育てママが本当に欲しいものをわかってあげられていいですね。子育て支援の活動をしていて難しさを感じることはありますか?

吉仲さん:そうですね、地域のつながりが弱くなりがちな都会での活動には、限界や課題を感じることもあります。それでも、子どもの成長によって変わっていくママさんたちと一緒に、品川での子育てを楽しいと思ってもらいたいので、これからも頑張ります。

<インタビュー後記>
吉仲さんは、とても明るく気さくな方で、丁寧に活動について話してくださいました。そして吉仲さんたちの活動によって、子育てに困ったときに助け合えるコミュニティが実現していることを実感しました。悩みを抱えている子育て中の方は、ぜひ、「NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち」を利用してみてはいかがでしょうか。

<アクセス情報>
NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち
所在地:東京都品川区北品川2-28-19
電話番号:03(3471)8610

HPアドレス:https://obachanchi.org/blog

(原稿・ビジュアル制作/総合政策学部3年 飯塚朝葵)

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