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「FMしながわ」では、2020年4月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。2月7日(水)18時から、その第47回目が放送されました。

今回のパーソナリティーは、江夏大也(2年)、水上晶愛(1年)、宮西惟成(3年)が務めました。今月もケーブルテレビ品川のスタジオから、生放送でお送りしました。

■2月の放送内容

1.オープニング

今回は、来学期からのラジオプロジェクトのリーダーを務める宮西惟成が満を持して初登場しました。宮西君は2年以上群馬県桐生市のコミュニティーFMで活躍しており、初めての生放送ラジオにも緊張していないご様子。桐生市のラジオはZOOMでの録音収録だったため、実際にスタジオにきて対面で話すことは新鮮でとても楽しいそうです。今後のラジオを引っ張るラジオプロジェクトの新たなリーダーに乞うご期待!

2.みらい対談

続いてのコーナーは、大井町への思いや思い描く未来についてお話を伺う「みらい対談」です。今回は、大井町ラボの立ち上げ当初から深く関わり、品川の起業家さんたちを研究対象としてきた、慶應義塾大学総合政策学部の豊間根花さんにお話を伺いました。

Q.卒業プロジェクトのテーマである「品川区の起業家」の概要と特徴を教えてください。

創業支援に力を入れている品川区で、起業家が地域に与えている影響とは何かを研究しました。具体的には起業家の交流に焦点を当て、インタビューを中心にした仮説構築型の卒論になりました。大井町だけでなく、品川区の起業家は地域に愛着を持っている方が多く、内容はそれぞれでしたが地域になんらかの変化をもたらそうと活動している方が多かったです。

Q.研究テーマを品川区の起業家に決めた理由を教えてください。

大井町ラボのラジオにゲストとして毎回きてくださる起業家さんたちと話をしていくなかで、起業家さんたちの印象がいい方向に変わっていきました。最初は 起業家といえばお金持ちで意識が高いイメージがあり、少し近寄り難い存在でしたが、大井町ラボにゲストで出演される起業家の方々はとてもフレンドリーで、学生に対しても「卒論協力するよ〜!」と優しく接してくれました。また飯盛義徳研究会の地域全体をプラットフォームとして考える考え方から、品川区における地域に起業家が与える影響を考えるようになりました。

豊間根さん、ありがとうございました!

3.みらいの部屋

このコーナーでは大井町の最新のニュースや課題を一つ取り上げて、みんなで一緒に、未来の大井町について考えていきます。今回は未来対談のゲスト、豊間根さんとともに「下町」をテーマに大井町の魅力を考えていきました。

大井町は、駅周辺に飲食店などが立ち並び、会社員が帰りに飲んで帰ることができる「せんべろのまち」です。個人経営の店が多い分、店によって雰囲気が異なり、また居心地がいいお店が多くあります。豊間根さんは、大井町の居酒屋でのアルバイト経験があるそうで、大井町の雰囲気を店員視点でも語ってくれました。豊間根さんによると、居酒屋といってもお客様の層はバラバラで、会社員が仕事帰りに飲みにきているテーブルもあれば、家族でご飯を食べにきているテーブルもあり、賑やかさもテーブルによって大きく異なるそうです。下町のイメージは地域によって、人によって違っているようですが、大井町はいろんな”味”がある下町といえそうです。

■今回放送した楽曲

星野源 『生命体』
Bruno Mars 『Runaway Baby』
Daniel Powter 『Bad Day』

次回、第48回放送は、3月6日(水)18時〜です。番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。

X(旧Twitter)アカウント:@oimachi_lab<
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください!

(レポート/慶應義塾大学環境情報学部2年 江夏大也)

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みらいのまちをつくる・ラボ > プロジェクト > 域学連携プロジェクト > 「品川区の起業家」を研究した慶應義塾大学・豊間根花さんが登場!「みらいの大井町をつくる・ラボ」(FMしながわ)第47回放送レポート