「FMしながわ」では、2020年4月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。12月6日(水)18時から、その第45回目が放送されました。
今回のパーソナリティーは、豊間根花(4年)、水上晶愛(1年)が務めました。今月もケーブルテレビ品川のスタジオから、生放送でお送りしました。
■12月の放送内容
1．オープニング
大井町ラボを見学して、大井町自体にもこの大井町ラボにもたくさん興味を持った水上晶愛（1年）がパーソナリティとして初登場しました。プライベートでも最近ラジオにハマりはじめているそう。今後のラジオを引っ張っていってくれる予定です。大井町ラボの新星に乞うご期待！
2．みらい対談
続いてのコーナーは、大井町への思いや思い描く未来についてお話を伺う「みらい対談」です。今回は、特別回！大井町ラボを担う学生たちが大井町に対してどんな想いを抱いているのか聞いていきます。
前半は大井町ラボの新メンバー、大内雄翔さん（2年）、小林奈菜さん（1年）に来ていただきました。
Q .自己紹介をお願いします。
A .（大内）2年生の大内です。不動産が大好きで、不動産管理の資格をとるために勉強しているところです。大井町という都心の街づくりにおいて不動産の観点から新しい取り組みを生み出したいと思っています。
（小林）1年生の小林です。大学の文化祭の実行委員をしていて、地域の方に楽しんでいただくためにどうすべきか試行錯誤する毎日です。大井町でやりたいことややれそうなこと、アイデアがたくさんあります！
Q .大井町でやりたいことは？
（大内）都心の空き家問題についてご存知でしょうか？地方と違って、お店を出せばお客さんは来るはずなんです。でも空き家になってしまう大きな原因は、賃料の高さです。地域づくりの面で不動産は必要不可欠ですが、その扱いが地方とはかなり違います。大井町という街を盛り上げていくために、不動産の知識を活かしたいです
（小林）街ライブラリーをやりたいです！誰でも使える本棚を商店街や市街地といった場所に設置して、本棚にある本を持って帰っていい代わりに自分の好きな本やおすすめの本を置いていくという試みです。大井町は商店街が廃れていなくて明るいですし、本を媒介にして地域の人同士で交流を生み出せるのでやってみたいと思います。
ありがとうございました！
後半はこれまで他の地域で活動していた加藤大宗さん（3年）、武田壮太さん（2年）に来ていただきました。
Q .自己紹介をお願いします
A .（加藤）3年生の加藤です。元々群馬県桐生のラジオをやっていて、今も続けています。同じラジオをしているものとして今回出演しました。桐生ではゲストに次のゲストを紹介してもらうという数珠つなぎの形でラジオを運営しています。
（武田）2年生の武田です。北海道鷹栖町と千葉県佐原市を元気にするという活動をしています。地域の学生たちと実際に一緒に活動したり、イベントを企画して運営したりしています。都心の街づくりは経験がないですが、興味があります。
Q .これまでの活動と比べて大井町に対する印象は？今後の方針はある？
A .（加藤）桐生のラジオはzoomでやるので、こうやって地域の中のラジオ局に来て活動できるのが魅力だなと思いました。我々学生からしても足を運びやすいので地域をもっと自分の目で見ていきたいと思います。
（武田）大井町ではないですが、品川区荏原での活動には何度か参加していて、商店街の温かさに触れるたびに素敵な街だなと感じています。このスタジオがある戸越も本当に魅力的な商店街があって、とても価値のある地域資源だと思います。ラジオのゲストも足で探して見つけるとか、もっと地域に入り込んだ活動ができたらとても嬉しいです。こんなに魅力的なのに、大井町について知る機会が少ないのが残念なので、地域と一緒にできることを探していきたいです。
ありがとうございました！
■今回放送した楽曲
Alexandros『ワタリドリ』
あいみょん『愛を知るまでは』
西野カナ『have a nice day』
次回、第46回放送は、1月10日（水）18時〜です。番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。
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公式ハッシュタグ： #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください！
（レポート／慶應義塾大学総合政策学部４年 豊間根花）