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「FMしながわ」では、2020 年 4 月より、慶應義塾大学飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属 の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。11月4日(水)18 時から、その第8回目が放送されました。

今回のパーソナリティは、添野太朗(環境情報学部 4 年)、中村周平(総合政策学部 2 年)、濱口夏冴(総合政策学部 2 年)が務めました。今月は、ケーブルテレビ品川のスタジオから生放送でお送りしましたが、独自インタビューと学生ならではの視点を活かしたトークで、充実した内容の番組をお届けしました。11月11日(水)、18日(水)、25日(水)18 時~19 時で再放送がありますので、ご興味のある方はぜひお聴き下さい。

11月の放送内容
1.みらい対談/ゲスト:慶應義塾大学SFC研究所上席所員 福澤涼子さん

このコーナーは大井町に関わっている方に、大井町への思いや、想い描く未来についてお話を伺います。福澤さんは、「大井町コミュニティキャンパスプロジェクト」で多世代型のシェアハウスに関する取り組みをされています。

大井町の印象についてお聞かせください
私の好きな路地裏が多くある印象です。私の生まれは墨田区なのですが、大井町にはそのような下町感があって、古く歴史ある感じが好きです。古い町並みがある一方で、駅近くなどは発展していて、すごくバランスのいい町だと感じています。

大井町ではどのような活動をされているか教えてください
「大井町コミュニティキャンパスプロジェクト」とは、多世代に渡った色んな人たちが共に学び合うコミュニティを作っていくことを目指したものです。コロナ感染拡大前は、大井町にあるラボを使って、ワークショップや勉強会を開いたりしていました。コロナ感染拡大後は、オンラインを中心に活動しています。その中で私は、多世代型シェアハウス、育児に関するコミュニティを主な研究活動領域としています。

多世代型シェアハウスに注目したきっかけを教えてください
もともと路地裏のコミュニティに興味がありました。そこでの助け合い、「共助」という考え方に注目していましたが、これから“路地裏”はどんどん減っていってしまいます。そこで、これからも「共助」を増やしていくためにはどうすればよいか、という問題を考えた時に、“多世代型シェアハウス”にたどり着きました。その中でも、育児をしているシェアハウスがあるということで、とても興味を持ちました。核家族化が進む中、非家族の方と住むことは、相談相手ができる、支え合い・助け合いができるといったことに繋がる点が魅力です。

シェアハウスの可能性について教えてください
シェアハウスと言うと、若い人たちの一時的な住まいといったイメージがあります。しかし、育児をする方や高齢者へのケアは課題としてあり、勿論楽しいこともあるものの、大変なこともあります。そのような時にシェアハウスがあると、その課題を解決する手段となります。若い人たちだけではなく、多くの人にその魅力や価値を知ってもらうことで、支え合うコミュニティに繋がっていくと思います。

-貴重なお話をありがとうございました。

2.未来郵便局/あなたが住みたいまち
続いてのコーナーは、リスナーや大井町に関わっている方からお便りをいただき、みんなで一緒に未来のまちについて考える『未来郵便局』です。先月に引き続き、今月も大井町で地域づくり活動をされているNPO法人まちづくり大井の方々に、「あなたが住みたいまち」についてお聞かせいただきました。

ですが、なんと番組放送初めてとなるお便りを頂きましたので、最初にそちらを紹介いたします。

*mai maiさん(20代女性)
「初めまして。杉並区住民のmaiと申します。職場でこのラジオが流れていたので気になってメールを送ってみました。大井町は劇団四季の劇場があって、月3くらいで通っている街です。いつか住みたいなと思える魅力的な街です!」
学生コメント:お便りありがとうございます!ラジオも聴きたいなと思えるものになるように、今後も頑張っていきたいと思います。

NPO法人まちづくり大井の方々に頂いたお便りです。
*レゴフランシスデショさん(男性)
「レゴブロックがあちこちに置いてあって、コミュニケーションのツールとして使われている街」
学生コメント:ベンチなどを各自で作ったら、オリジナリティ溢れる街になって面白そうですよね。

*家飲みは楽しいよさん(女性)
「クレーマー的な人がいなくて、木々・草花がそこそこに生えていて、危険運転者(自動車・自転車)がいなくて、八百屋さん・魚屋さん・お花屋さんがあって、
焼き鳥屋さんがあって、商店街が活気がある町がいいなあと思っております。」
学生コメント:雰囲気が良い街であることが一番。美味しい焼き鳥屋さんは欲しいですね。

まちづくり大井のみなさま、ありがとうございました。

3.特別企画/Go to 〇〇クイズ!
大井町のいいところと言われてまず挙がるのは「交通の便のよさ」だと思います。大井町駅にはJR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線の3路線が乗り入れており、色々なところへのアクセスが便利です。

そこで、今回は大井町からいろいろな場所へ行くまでにどれだけ時間がかかるのか、クイズにしてみました。題して『Go to 〇〇クイズ!』です。パーソナリティの3人が“大井町駅”から色々な場所までの所要時間を予想して答え、一番近く答えられた人が1ポイントゲット!一番多くポイントを獲得できた人が優勝です。

飯盛研の兄弟プロジェクトがある「前橋」や、同じ名前の「神奈川県足柄上郡にある大井町」と名前が似ている「大手町」、最後は一気に遠くに離れて「屋久島」と、様々な場所までの所要時間と経路が問題になり、クイズは大いに盛り上がりました。

そして、優勝は最後の問題で3ポイントを獲得し、見事逆転を果たした添野太郎でした。
このご時世で難しい部分もありますが、大井町から色々な場所へ行ってみたいものです。

12月の第1回放送は、12月2日(水)18時〜です。どうぞご期待ください。また番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。
Twitterアカウント:@oimachi_lab
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください!
(レポート/慶應義塾大学総合政策学部2年 中村周平)

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