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宮垣研究室・アクティブマテリアルプロジェクトが制作した「パタパタ」が、2021年9月19日(日)、20日(祝月)の2日間、大井町駅前で開催された「静岡産直マルシェ」で、物販台として活躍しました!

「パタパタ」は、公園や駐車場などちょっとした屋外空間を集いの場に変えることを目的に開発した多機能屋台のプロトタイプ。台風一過の秋晴れの中、はじめてビル7階にある「みらいのまちをつくる・ラボ」を出て、商店街を抜け、駅前へと向かいました。

エレベーターにも乗る大きさの「パタパタ」。ビル1階まではスムーズに移動しましたが、休日用の通用口は幅が狭いため出ることができず、いきなり立ち往生。正面玄関を急きょ、オープンして無事に外へ。

ガタガタと商店街を移動中。台車がついているので、フラットな歩道の移動はスムーズですが、振動で棚板が外れないよう注意が必要でした。そして段差があると、よいしょと持ち上げる必要があり、かなり重たい。移動には力持ちが2人必要そうです。

まもなく駅前のマルシェ会場に到着。目立ちます。

マルシェ会場に到着したら、みんなで棚を組み立てます。

今回は、「川根茶工房ティファーム」の物販台として活用するため、展示棚と小さな屋根を作って、のれんも下げました。一人だとなかなかうまく組み立てられないため、プロジェクトチームメンバーとマルシェのスタッフが協力しながらの作業となりました。その結果、距離がグッと縮まるという効果もありました。初めてパタパタを触ったマルシェのスタッフからは「もう組み立て方のコツはマスターしました!」との頼もしい声もいただきましたが、簡単な「組み立てマニュアル」があったほうがよさそうです。


お茶屋さんに変身したパタパタ。空間に動きが出て良い感じです。お客様も、「あれ、何?」というように興味を持って近づいてこられ、気軽に商品を眺めていました。ご利用いただいた「静岡産直マルシェ」の皆さまからも「目立ってよかった」「また利用したい」という声をいただくことができました。一方で、移動の難しさという課題も発見。これからもさまざまな場面で活用いただき、改善ポイントを探っていきたいと思います。ご利用いただいた「静岡産直マルシェ」の皆さま、ありがとうございました。

<利用者の声>
矢後真由美さん(静岡産直マルシェ主催者)
今回のマルシェは、緊急事態宣言中ということもあり、静岡の生産者さんの一部は東京に来ることができませんでした。そこで私たちが代行販売することになったのですが、並べる棚などは送ってもらえなかったので、何か見栄えがする工夫をする必要がありました。そのとき出会ったのが、 この「パタパタ」です。これはちょうどいいのではないか!と思い、利用させていただくことにしました。

実際に利用させていただいたところ、 マルシェの中でも存在感があり、何か面白そうなものがある!と来てくれる方も多く、人寄せができたことがよかったです。 目立つのがいいですね! また用途によって、使い分けができるのもいいですね。 今回は、お茶とドライフルーツを販売したので、真ん中のところを棚にしてそこに商品を置けるようにして使いました。 もっと大きいものや、平たいものだったら、違う形で使え、利便性が高いなと思いました。 いい物を利用させていただいて、ありがとうございました。 マルシェの雰囲気とマッチして、おかげさまでマルシェも盛り上がりました!

前林さん(川根茶工房ティファーム担当)
目立つので目を引き、見てもらいやすくなりました。組み立ても簡単で、アレンジ出来るのが嬉しいですね。自由度が高く、使い方が無限大な感じがよかったです。

*「パタパタ」は無料で貸し出しています。お問い合わせはこちらからお願いいたします。

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