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2023年3月17日(金)に、品川区立・立会小学校で「大井町なかよし大作成 ~人とのつながりを強くするために~」の最終発表会が行われ、代表の小学3年生9名が「もっと住みよい大井町」にするためのアイディアをプレゼンテーションしました。

「大井町なかよし大作戦」は、慶應義塾大学SFC研究所の醍醐身奈上席所員が2020年から実施しているオンライン出前授業プロジェクトです。今回は、2023年1月27日に立会小学校3年生・3クラスを対象に行ったオンライン出前授業で、SFCの大学生が「もっと住みよい大井町にするために何をしたらよいか、一緒に考えよう!」というお題を出したことが契機となっています。約2か月という短い期間でしたが、子どもたちひとりひとりが大井町について一生懸命に考えた結果を発表しました。

■発表順とテーマ
代表者9名が考えた「もっと住みよい大井町」にするためのアイディアは以下の通りです。
①家族同士でゴミ拾い対決
②ペットハウス
③イベントが開催できる広場をつくる
④ふれあいマンション
⑤子供から大人まで、大井町スポーツフェスタ
⑥空き家を使った、大井町パーティー
⑦大井町げんじょうツアー
⑧大井町ふれあいイベント
⑨共通の趣味をもつ人が集まる、エコな家

■醍醐身奈上席所員コメント
大井町におけるまちづくりプロジェクトの一環として、コロナ禍ということもあり、オンラインで継続的に行ってきた立会小での出前授業ですが、子どもたちのまちづくりの熱意が年々高まってきているように感じられます。今回の最終発表会では、「人とのつながり」を意識したまちづくりが計画されており、人が集まりやすい居場所づくりやイベント開催、またスポーツや趣味といった人々の興味・関心に着目し、つながりをもたせる工夫などがプレゼンの随所にみられました。

また、ポスターの作成や立体的な建物の模型をつくったり、プレゼンの資料の中に様々な工夫を凝らして、大きな声で発表していたのがとても印象的でした。来年はもっと多くの地域住民の方に、子どもたちのプレゼンをみていただく機会をつくり、理想のまち、住みやすい大井町について一緒に考えてもらいたいと思いました。

この度も最終発表会の準備に携わってくださった立会小学校の先生方、慶應SFCの学生の皆様、ご協力ありがとうございました。

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