2023年11月29日、大崎ウィズシティ(品川区)にて、みらいのまちをつくるラボで活動を行う宮垣元研究会メンバー(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員)が、SDGsに関わる実践事例をパネル展示しました。
持続可能な世界をつくるために、豊かな発想で、はじめの一歩を
品川区は「SDGs未来都市しながわ」の実現に向けて、「誰もがいきがいを持って、自分らしく住み続けられる品川」を目指した取り組みを推進しています。
今回は、宮垣研究会メンバーが「持続可能な世界をつくるために、豊かな発想で、はじめの一歩を」というテーマで、「SDGs」に関する基本的な情報や、自分たちが関わっている実践事例をパネル展示で紹介しました。
パネル展示の主な内容
・SDGs(Sustainable Development Goals)とは何か。その基本概念について。
・2030年を目指して17の目標を達成することの意義とは何か。
・全ての人が、それぞれの立場から目標達成のために行動することが求められていること。SDGsの5つの主要原則についての説明。
・17の開発目標の各内容について説明。
・宮垣研究会メンバーによるSDGsの目標達成に向けたさまざまな取り組みの紹介(「みらいのまちをつくる・ラボ」での活動や、個人で関わっているプロジェクト等)。
①実践事例1【目標3】: 多世代型シェアハウスの研究 報告者:福澤 涼子
②実践事例2【目標4】: 高校生対象学びのコミュニティ研究 報告者:上田 歩美
③実践事例3【目標4】: 小学生対象キャリア教育の研究 報告者:醍醐 身奈
④実践事例4【目標11】:様々な人が集える場づくりの研究 報告者:大門 俊介
⑤実践事例5【目標15】【目標17】:アクティブ・マテリアルの研究 報告者:醍醐 身奈
<醍醐身奈上席所員コメント>
宮垣研究会でも、数年前からSDGsに関してそれぞれの研究に関連づけながら学びを深めてきましたが、今回は大崎ウィズシティ様から依頼をいただき、あらためて「SDGsとは何か」という基本概念の確認や、その目標達成に向けて自分たちの研究がどのように貢献できているのかについて考える機会となりました。
このパネル展示を通じて、大崎駅を利用する人々が、我々のラボの活動やプロジェクトに興味や関心をもち、目標達成に向けて自分たちでもできる「はじめの一歩」を踏み出すきっかけになればいいな、と思っています。今後も、地域の人たちとのつながりを大切にしながら、研究を進めていきます。