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2023年10月20日、品川区立・立会小学校(小3生・3クラス合同)の公開授業にて、慶應義塾大学SFC研究所の醍醐身奈上席所員による「スイーツ子ども会議」出前授業が実施されました。

このワークショップの主な目的は、醍醐上席所員が立ち上げた「つながる探究学習プロジェクト(=「つな探」)」※の一環として、子どもたちがその道の専門家から「本物」を学び、現代・未来に溶け込む新しい「商品・サービス」を開発することにあります。子どもたちは、「つくって株式会社」の熊本さん、慶應SFC研究所上席所員で株式会社「食の会」(日本橋)代表取締役・長内あや愛さんのご協力のもと、「食の會で提供するアイスクリーム」メニューのアイディアを提案しました。

※「つながる探究学習プロジェクト(=「つな探」)」:様々なプログラムやイベントを通じて、地域住民や企業・団体・組織等と小・中学生や高校生、大学生を繋げながら探究活動をサポートするプロジェクト。

子どもたちはまず、自分が食べてみたいアイスクリームのアイディアを考え、その後、長内さんと隈本さんから、日本で初めてつくられたアイスクリームの製法やアイスクリームの種類、料理を提供する際の工夫等について説明を受け、自分のアイディアをブラッシュアップしていきました。

もしかすると自分の考えたアイスクリームの企画が採用されるかも?というワクワク感たっぷりのワークショップとなりました。小学生の視点をいかした斬新なアイスクリームメニューが次々と飛び出し、提案を受けた長内さんも「素晴らしい発想ですね」と絶賛。子どもたちはメニュー開発の仕事にあらためて関心を強めてくれたようでした。

主催した醍醐身奈上席所員コメント
立会小学校への対面での出前授業は、去年に引き続き2回目となりました。今年度から新たにスタートした「つながる探究学習プロジェクト」では、今回の出前授業のように、子どもたちと地域や企業、組織・団体、研究者等を繋げながら、子どもたちが様々な仕事や社会での役割について興味をもつきっかけをつくっていくことを目指しています。

また、ICTを利活用することにより、限られた授業時間内でも効率良く情報共有を行ったり、子どもたちの学びの視野を広げることができるよう、教材や指導法の開発を行っています。今回も子どもたちは積極的に自分のアイディア出しを行ってくれましたが、出前授業を通じて主体的に学び、探究する力が確実に育まれていると思います。

ご参加いただいた立会小学校の児童のみなさん、先生方、保護者の皆様、プログラムをご提供いただきました熊本さん、長内さん、ご協力ありがとうございました。

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