MENU

こんにちは!飯盛義徳研究室 大井町元気プロジェクトです。
2024年7月14日(日)に大井町内にあるカフェ“PARK COFFEE”のスペースをお借りし、「暑中見舞いを送ろう!」ワークショップを実施しました。

昨年度実施したアンケートで「地域には親子連れで行ける居場所が少ない」という課題を感じました。そこで、私たち学生だからこそ住民の皆さまを繋ぐハブとなれるよう模索してきました。特に、子育て世代は、悩みを話せる人が必要であるにも関わらず、地域内での交流が滞っていることに問題意識を持ちました。そこで今回は地域の子育て世代を対象にしたイベントを実施し、子育て世代同士の交流や子ども達の学びの場を創出することで「子育てしやすい元気な大井町」の実現に近づくことができるのではないかと考え、ワークショップを開催しました。

当日は4組の方にご参加いただきました。子ども達はまずアイスブレイクとしてお互いに自己紹介をした後、暑中見舞いや郵便の知識について学びました。みんなで折り紙や和紙を切って貼り絵をしたり、消しゴムスタンプや夏野菜スタンプ(ピーマン、キュウリ、とうもろこし、オクラなど)を押して、カラフルで愛の溢れる暑中見舞いを作り上げました。ワークショップの中では、郵便の仕組みについて質問したり、自分が作成したハガキを他の参加者と見せ合ったり、道具を貸し借りしたりと新たな交流も生まれ、とても賑やかな空間となりました。最後は、子どもたちは思いを込めて作った暑中見舞いをそれぞれの大切な人に送りました。

ワークショップ中には、保護者の方同士が交流できる場も設け、保護者の方々へのインタビューも実施しました。インタビューもアイスブレイクを交えながら行われました。保護者の方々は、自身の子育て経験や地域で感じる課題について率直に意見を述べてくださり、私たちにとって非常に貴重なフィードバックをいただくことができました。

特に、保護者になった時のコミュニティの発生の仕方、カフェ“PARK COFFEE”を利用する際の感想や、子供と一緒に訪れたいと思うカフェの特徴についてもお聞きしました。保護者の方々は、子供向けのメニューがあるカフェや、子供が楽しめるイベントが充実している場所に関心があることがわかりました。

保護者の方々同士の交流も生まれ、新たな地域コミュニティが生まれたのではないかと感じております。インタビューの中で学ぶことができた気づきを、活かしながら今後の活動に取り組んでまいります。

引き続き地域の人同士を繋ぐ存在となれるよう励んでまいりますので、今後とも飯盛義徳研究会大井町元気プロジェクトをよろしくお願いいたします!
(レポート/慶應義塾大学 総合政策学部2年 小林奈菜)

この記事をシェアする

みらいのまちをつくる・ラボ > プロジェクト > 域学連携プロジェクト > 飯盛義徳研究会・大井町元気プロジェクトから『暑中見舞いを送ろう!』ワークショップ@ PARK COFFEEの様子をお届けします