「中小企業診断士」朝比奈信弘さんが登場!全員でマイ名刺を制作!「みらいの大井町をつくる・ラボ」(しなラジ 889・FMしながわ)第61回放送レポート

しなラジ889、「FMしながわ」では、2020年4月より、慶應義塾大学、飯盛義徳研究室・大井町元気プロジェクト所属の学生によるレギュラー番組『みらいの大井町をつくる・ラボ』が放送されています。コンセプトは、大井町や住民の方の「いま」と「みらい」。大学生ならではの目線から大井町の魅力や可能性、住民の方の生の声を発信しています。
今回第61回目の放送は4月2日18:00から、しなラジ889・FMしながわのスタジオより1時間、生放送でお送りしました。
この放送のパーソナリティーは慶應義塾大学飯盛義徳研究室の坂本壮凜(3年生)、大内雄翔(4年生)が担当しました。今回のゲストは西大井創業支援センター「PORT2401」で起業家支援に携わる、中小企業診断士の「朝比奈信弘」さん。自身のキャリアや起業家支援にかける思い、PORT2401の活動などについて、学生パーソナリティと座談会形式で語っていただきました。また、同研究室の能願結(4年生)、水上晶愛(3年)、小林奈菜(3年)もゲストとして放送に参加しました。
■4月の放送内容
1. オープニング
4月に入り、新学期のスタートとともに迎えた第61回放送。今回は、2名のパーソナリティに加え、3人の学生メンバーがスタジオに集結し、にぎやかな春の回となりました。スタジオからの生放送で、大井町の「いま」と「みらい」に迫りました。
引き続きこれからも「みらいの大井町をつくる・ラボ」として品川区の皆様に愛されるラジオ番組になれるように努めたいと気を引き締めました。
2. みらい対談
今回の「みらい対談」のゲストは、西大井創業支援センター「PORT2401」で起業家支援に携わる中小企業診断士の朝比奈信弘さん。自身のキャリアや起業家支援にかける思い、PORT2401の活動などについて、学生パーソナリティと座談会形式で語っていただきました。学生からは、「起業家と地域をどうつなぐのか」「支援の現場で感じる手応え」など、多角的な質問が飛び交い、朝比奈さんの柔らかで力強い言葉の一つひとつが印象的でした。学生たちも大きな刺激を受けた様子で、「自分たちにできる支援とは?」という問いを胸に、それぞれの立場から大井町との関わりを再確認する時間となりました。
Q.現在のご活動について教えてください。
PORT2401(西大井創業支援センター)のインキュベーションマネージャーとして起業家の方々の支援を行う活動をしています。
Q.なぜこの活動を始められたのですか?
就職後、クリエイティブ部に所属していた際に取材を担当した「ココ・ファーム・ワイナリー」との出会いが、人生の転換点となりました。運営母体である「こころみ学園」は、重度の知的障害者を支援する企業として、ビジネスの手法を通じて社会課題の解決を行っていました。その姿勢に深く感銘を受け、「守るべきものを守る」ための手段としてのソーシャルビジネスに強く惹かれたことが、現在の活動を始める原点となっています。
Q:品川区の西大井で取り組まれている中で感じることはありますか?
ソーシャルビジネスは、地域の課題をビジネスの力で解決していく「コミュニティビジネス」の側面があると思っています。その観点から西大井という地域は非常に魅力的だと感じています。住みやすいし子育てやビジネスなど多様な生活が存在していて、バランスが良いなと思っています。地域内でのつながりやコミュニティとの親和性が高いなと思っています。
Q:これまでもコミュニティの活動を行われている起業家さんにご出演いただきましたね。
昨年の6月にフードコミュニティーラボの餅田さんにご出演いただきました。まさに、食と農業とコミュニティーについて活動されている方で、こちらのスタジオでスナックを開いて大変盛り上がりましたね。
Q:中小企業診断士はどのような資格なんですか?朝比奈さんはどのような中小企業診断士なんですか?
中小企業診断士は、特定の専門業務に特化した資格ではないため、さまざまな分野で活躍している人がいます。私自身はソーシャルビジネスに関心があり、中小企業に限らず、NPO法人や一般社団法人など、法人格を跨いだ多くの組織に対してアドバイスを行っています。ソーシャルビジネスであれば分野や組織の形を問わず、積極的に関わっていくのが自分のスタイルです。
Q:今後挑戦していきたいことは?
品川区は中学校の制服無償化など、教育に力を入れている地域でもあります。私自身品川区と連携しながら小学生向けの起業家育成イベントを開催しています。多くの子どもたちは、起業家という存在に出会うきっかけや接点が少ないのが現状だと思っていて、だからこそ起業をより身近な選択肢として感じてもらえる機会を作っていきたいと考えています。
3. 【特別企画】マイ名刺を作ってみよう!
今回の特別企画「マイ名刺を作ってみよう!」では、「自分は何者なのか?」をテーマに、ゲストと一緒に自分自身を掘り下げ、今年度大井町でしたい活動などについてお話を深めてまいりました。
マイ名刺は、一般的な名刺のように所属や肩書を伝えるものではなく、「自分自身」を紹介するための名刺です。自分と向き合い、「どのようなことにワクワクするのか?」を言葉にしてみることが大切です。さらに、今の自分の強みだけでなく、「これから伸ばしていきたいこと」や「今はまだ1位ではないけれど、頑張っていきたいこと」を書いてみると、自分の可能性や伸びしろを再発見することができます。名前の前にキャッチコピーをつけてみれると面白いかもしれません。
Q:小林さんがワクワクすることは?
小林さんは、新しいことに挑戦するときにワクワクするそうです。特に外国語を学ぶことに強い興味があり、今はスペイン語を勉強しています。そのため、スペイン語圏の明るくにぎやかな雰囲気がとても好きだと感じているそうです。海外に対する関心も高く、異文化に触れることに楽しさを感じていらっしゃいます。
Q:能願さんがワクワクすることは?
能願さんは、小さい頃から一度好きになったことはとことん深掘りするのが好きなタイプだそうです。特に、都市公園に魅力を感じていて、探究することが楽しみのひとつになっています。また、写真を撮ることやアーティストの世界観に触れることにもワクワクを感じているそうです。好奇心を大切にしながら、自分の「好き」を追求することに喜びを感じていらっしゃいます。
Q:水上さんがワクワクすることは?
水上さんは、人を喜ばせることにワクワクを感じており、特に相手が「ニカッ」と笑った瞬間に大きなやりがいを感じるそうです。イベントを企画することが好きで、学校の寮では実際にイベントの運営を担当されています。最近では、新入生と先輩方との間に縦のつながりを生み出すための企画を考えるなど、人と人との関係づくりにも積極的に取り組んでいます。
小林さんのキャッチコピー
「スペインの情熱で日常でもポジティブに!小林奈菜です!」
能願さんのキャッチコピー
「感性マシマシ都市公園マニア!能願結です!」
水上さんのキャッチコピー
「人と人との網の目を作る!水上晶愛です!」
朝比奈さんのキャッチコピー
「笑顔の起業家を創る!朝比奈信弘です!」
今回作成したメンバー全員のマイ名刺はこちら。
■今回放送した楽曲
・OPテーマ:あいみょん『ハルノヒ』
・John Williams『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国::レイダース・マーチ』
・尾崎豊『15の夜』
・ザ・クロマニヨンズ『タリホー』
・あいみょん『スケッチ』
次回、第62回放送は、7月2日(水)18:00〜です。番組では、リスナーの皆さんからのおたよりを募集しています。
X(旧Twitter)アカウント:@oimachi_lab
インスタグラム アカウント:@oimachi_lab
公式ハッシュタグ: #大井町ラボ
番組の感想やメッセージ、要望、アイデアなど、どしどしお送りください。
私たちの放送をラジオでお聴きになるには品川区周辺で88.9MHzにあわせてお聴きください。インターネットでお聴きになるにはこちらからJCBAインターネットサーマルラジオのサイトにアクセスしてください。