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2026年2月24日、品川区立宮前小学校(4年生クラス)にて、キャリア型探究学習「グッズ開発子ども会議」の出前授業を行ってきました。ここでの目的は、「つながる探究学習プロジェクト(=「つな探」)」※1の一環として、リアルな社会につながる挑戦をきっかけに、「自分にもできた」という自信を育てることにあります。また、「正解のない問題に対して解決策を考え、アウトプットする」活動を通して、自ら考え、判断し、表現する力を育み、生活や次の学習に活かしていく意欲を高めることを目指します。

ワークショップでは、サッカークラブ「EDO ALL UNITED(以下EDOと略記)※2」の関様、本研究に関わってくださっている「つくって株式会社」の熊本様、Mélia大竹様にもプログラムへのご協力をいただきました。

今回は、「小学生がほしいと思うEDOのグッズを考えて、提案してほしい」というお題が出ました。実際に子どもたちから出されたアイディアが商品化され、昨年の「太陽のマルシェ」※3 で販売されたことを説明すると、「おーっ」という歓声があがりました。事前に描いていたアイディアシートをブラッシュアップして、EDOスタッフに直接提案することができるとあって、子どもたちは一人一人が真剣にアイディアを出していました。

最後のプレゼンでは、デザインや色、素材、値段、またはアイディアに対する提案等、様々な質問・意見が出されましたが、発表者はそれらに対して自分なりの考えや意見をしっかり述べることができていました。ここで出されたアイディアは、他のワークショップで出されたものと合わせて厳選なる選考を経た後に、実際に商品化し、10月に行われるマルシェで販売される予定です。お楽しみに!

※1「つな探」とは、教育現場における探究学習の研究を行っている慶應義塾大学SFC研究所上席所員 醍醐身奈によって立ち上げられたプロジェクトであり、様々なプログラムやイベントを通じて、地域住民や企業・団体・組織等と小・中学生や高校生、大学生を繋げながら探究活動をサポートするものです。
※2 EDO ALL UNITED:当クラブは、本田圭佑氏が発起人となり、「東京から世界をひとつに」「全員参加型のリアルサカつく」をコンセプトに発足した今までにない新しいクラブ経営を目指しているサッカークラブです。関東サッカーリーグ1部。
※3 太陽のマルシェ:https://timealive.jp/

醍醐身奈上席所員コメント
品川区まちづくりプロジェクトの一環として、6年前から品川区内の小学校で出前授業を行っています。
近年、「探究学習」に大きな注目が集まっていますが、小学生の段階から、自分なりの「問い」をたて、必要なことを調べたり、検証したりしながら探究を進めていくことは、とても貴重な経験につながると思います。実際、ここで学んだ探究の基礎が中学、高校、大学、そして社会に出てからもずっと必要とされるからです。今回の出前授業のように「つな探」では、探究学習を通じて自己の将来につながる、そして、仲間や地域、社会とつながる経験を、より多くの子どもたちに提供していきたいと思っています。

ご参加いただきました宮前小学校の児童の皆さん、そして教職員の皆様、出前授業にご協力してくださった皆様、事前準備から当日にいたるまでご協力をいただき誠にありがとうございました。

(執筆者:慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 醍醐身奈 )

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