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慶應義塾大学SFC研究所・大井町コミュニティキャンパスプロジェクトは、人生100年時代のライフデザインを提案するライフシフト・ジャパンと共催で、会社員の「定年」をテーマとした映画の特別上映会とトークショーを開催します。

映画「365DAYs+」は、会社員を59歳で早期退職し、現在はドキュメンタリー製作者として活動している北浦宏之監督が、定年退職という人生の転機に揺れる自分自身を、自らの手で撮影・製作したドキュメンタリー映画です。

すべての会社員にいつか等しく訪れる定年退職。世の中に定年退職をテーマにしたコンテンツは数あれど、その多くは退職後の手続きやマネープラン、精神論を説いたもので、北浦監督が一番知りたいと思う、定年に向き合った時の「気持ち」を描いたものには出合えずにいました。レコード会社、広告代理店、放送局での会社員生活を経て定年が迫る北浦監督は、それならば自分で映画にしてしまおうと、スマートフォンをカメラにして自らを撮影しはじめます。

1年後の59歳で早期退職するか、60歳で定年退職するか、あるいは65歳まで雇用延長するかを悩み、59歳での早期退職を決断した北浦監督は、実際に退職の日を迎えるまでの1年間の揺れ動く気持ち、後悔、覚悟、突きつけられる現実、そして会社員最後の日を撮影。さらには退職から1年後の実像までを映像に収め、退職する本人が自らの退職劇を描いた異色のドキュメンタリーを完成させました。

当日は「356DAYs+」の上映後、北浦監督と、慶應義塾大学SFC研究所およびライフシフト・ジャパンで、50代会社員のライフシフトに関する研究と実践的支援を手掛ける河野純子とのトークショーをお届けします。参加者同士の交流会も予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください。夏の日の午後、ビールやワイン片手に「幸せな定年退職の迎え方」について、ワイワイしながら考えてみましょう。ご夫婦でのご参加も歓迎します!

<映画「365Days+」特別上映会+トークショー開催概要>
◎開催日時:2024年8月3日(土)14時~17時

◎会場:慶應義塾大学SFC研究所 みらいのまちをつくるラボ
東京都品川区東大井5-11-2 K-11ビル7階

◎プログラム:
13:45 開場
14:00 映画「365Days+」上映会(75分)
15:20休憩(10分)
15:30 トークショー(30分)
16:00 交流会(60分)*交流会チケットをご購入いただいた方のみご参加いただけます。
17:00 閉会

◎トークショー登壇者:
北浦宏之氏(映画「365DAYs+」監督)
1985年CBSソニーミュージック入社、広告代理店を経て、1991年WOWOW開局メンバーとして入社。プロデューサーとして数々の番組制作に携わる。59歳で早期退職。その決断をするまでの1年間と退職後をスマートフォンで追ったドキュメンタリー映画「365Days+」を2023年11月に公開。現在は大学院でIT技術を学びながら、日本、フィリピンを拠点にアセアンを巡るノマドワーカーを目指して活動中。また映画第2弾も計画している。

河野純子(慶應義塾大学SFC研究所上席所員/ライフシフト・ジャパン取締役CMO)
1986年リクルート入社、女性のための転職情報誌「とらばーゆ」編集長を経て、44歳で住友商事に転職。新規事業開発に携わる。53歳で会社員卒業。慶應義塾大学大学院で「50代会社員のセカンドキャリアの選択」をテーマに研究活動を始める。同時に人生100年時代のライフデザインを提案するソーシャルベンチャー、ライフシフト・ジャパン株式会社に参加。事例研究やワークショップ運営に携わる。著書に『実践! 50歳からのライフシフト術』(共著・NHK出版)がある。

◎参加費:
・上映会+トークショー 無料
・上映会+トークショー+交流会 1,000円
(交流会ではビール、ワイン、ソフトドリンクをご提供します)

◎定員:60人(定員となり次第、締め切らせていただきます)

◎申込方法:こちら(Peatix)よりお申込みください。*8月1日(木)23:59締切

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みらいのまちをつくる・ラボ > イベント情報 > 【映画上映会+トークショー】定年ってハッピー?それとも?定年退職ドキュメンタリー「365DAYs+」特別上映会+監督とのトークショー8/3(土)開催