2022年8月27日(土)及び28日(日)に開催された『大井どんたく夏祭り2022』にて、加藤研究会eSports×まちづくり班では、eSportsを体験するイベントを開催しました。
【eSports体験の目的】
今回は主に下記を目的として、研究会としても初めて大井どんたくに参加しました。
・ゲームやeSports に対する印象改善を図り、ゲームが持つ可能性を認識してもらう。
・参加者の知覚・認知機能の関連性について調査する。
・親⼦でゲームと上⼿に付き合っていく術を考えてもらうきっかけを作る。
具体的には、東京オリンピックに合わせて開発されたスポーツ系ゲームを用いて、特定の種目を親子で競ってもらいながら、競技の楽しさや難しさを体験してもらいました。
【調査内容】
今回の調査では、簡易的に紙とペンで行える知覚・認知機能を計測する検査方法を用いて実施しました。
2日間で70名を超える方々にご参加いただき、調査についてもご同意いただきました。
結果につきましては、今後然るべき形でお伝えできればと思います。
【参加者の様子】
久しぶりのどんたく祭りで、また天候状態も必ずしも良くない状況ではありましたが、予想以上に沢山の方々にご参加いただきました。
親子連れの方々が多く、こちらが想定していたよりも年齢の小さなお子さんが多かったため、ゲーム機のコントローラーの制御やボタン操作の手順などの把握が難しい場面もありましたが、純粋にゲームを楽しんでいただけたと思います。特に親御さんが真剣に取り組み、容赦なくお子さんに勝ってしまう姿などは微笑ましい一面でもありました。
また意外とお子さんにはゲームをやらせていないご家庭も多いことが分かり、今後の研究課題としても貴重な経験となりました。今後は改めてeSportsの持つ可能性を探り、「eSports for all」といった多世代交流を目指し、研究を進めていきたいと思います。
最後にご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
<当日、会場に掲示したポスター>